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レアルMF、構想外で古巣復帰熱望も…アーセナルをレンタル期間満了で退団

ダニ・セバージョス 写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードのスペイン代表MFダニ・セバージョスはアーセナルをレンタル期間満了により今季限りで退団している。レアル・マドリードで構想外の同選手は古巣復帰を望んでいるが、実現する可能性は低いようだ。24日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 現在24歳のセバージョスは2019年夏に1年レンタルでアーセナルに加入。昨夏にはアーセナルが完全移籍での獲得にむけてレアル・マドリードと交渉を行っていたものの、合意に至らなかったことをうけて今年6月までレンタル期間を延長。今季は公式戦25試合で先発出場したが、今夏にレアル・マドリードへ復帰している。

 セバージョスはレアル・マドリードとの現行契約を2023年6月まで残している。一方、レアル・マドリードはジネディーヌ・ジダンの後任として、カルロ・アンチェロッティ氏を招へい。ただ、この監督交代にかかわらず、同選手は来季の構想から外れているとのことだ。

 セバージョス本人は先日、メディアインタビューで「僕がレアル・ベティスを大いに好んでいることを誰もが知っている。これまでレアル・ベティスが僕にもたらしてくれたものに愛情を感じているよ。早かれ遅かれ、もう一度ベティスのユニフォームを着ることは明らかだね」と古巣クラブに対する思いを語っていた。

 また、ベティスもセバージョスの再獲得を望んでいる。しかし、レアル・マドリードは移籍金として少なくとも3000万ユーロ(約39億円)を要求している模様。ベティスは買い取りオプション付きのレンタルで獲得する可能性あるものの、それでもポルトガル代表MFウィリアム・カルバーリョやメキシコ代表MFアンドレス・グアルダードを放出する必要性に迫られることから、セバージョス再獲得へのハードルは高いようだ。