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ユーロ2020に出場の、注目すべき若手代表サッカー選手10選

写真提供: Gettyimages

新型コロナウイルスの影響で1年ほど延期となり、満を辞して6月11日に開幕した16回目のUEFA欧州選手権「UEFA EURO 2020(ユーロ2020)」。日本時間27日午前1時に行われるウェールズ代表対デンマーク代表の一戦から、いよいよ決勝トーナメントがスタートする。

ヨーロッパ最強国を決める同大会に進出したのは24カ国の欧州代表チームで、うち16チームがグループステージを突破した。決勝トーナメントの組み合わせ、対戦日程は下記の通り。イタリア代表、ベルギー代表、オランダ代表、が開始からここまで全勝となっているが、ここからは一回戦勝負となり決勝まで残るチームを予測するのはかなり難しい。

ユーロ2020、決勝トーナメント組み合わせ&日程(日本時間)

  • 6月27日(日)1:00:ウェールズ vs デンマーク
  • 6月27日(日)4:00:イタリア vs オーストリア
  • 6月28日(月)1:00:オランダ vs チェコ
  • 6月28日(月)4:00:ベルギー vs ポルトガル
  • 6月29日(火)1:00:クロアチア vs スペイン
  • 6月29日(火)4:00:フランス vs スイス
  • 6月30日(水)1:00:イングランド vs ドイツ
  • 6月30日(水)4:00:スウェーデン vs ウクライナ

そんな世界が熱狂する重要な大会、ユーロ2020に出場中の選手の中から、ここでは注目すべき若手選手10人を紹介したい。決勝トーナメントに進出し優勝を狙うチームでこの後目撃できる選手は多い。グループステージは既に敗退も今後の活躍が楽しみな選手も含まれる。

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ジュード・ベリンガム 写真提供:Gettyimages

ジュード・ベリンガム

17歳・イングランド代表(決勝トーナメント進出)

2020/21シーズンのブンデスリーガ、あるいはチャンピオンズリーグ(CL)を観戦した人は、ボルシア・ドルトムント所属のMFジュード・ベリンガムをはすでに知っていることだろう。ドリブルもボール奪取も得意とし、守備的にも攻撃的にもチームの支えとなる選手である。

EFLチャンピオンシップ(イングランド2部)バーミンガム・シティでデビューを果たし、2020年7月にドルトムントと2025年までの5年契約を交わしたベリンガム。その移籍金は2500万ポンド(約35億円)に上り、17歳として史上最高額となった。ドルトムントではレギュラーで活躍。2020年10月20日に行われたCL第1節ラツィオ戦でイングランド史上最年少となるCL出場を果たし、準々決勝のマンチェスター・シティ戦(2021年4月14日)で1得点を記録している。

ユーロ2020ではイングランド代表として、わずか8分ながらグループD第1節クロアチア戦に出場。これにより同大会史上最年少出場選手となった。第3節チェコ戦でも途中出場を果たしている。


ジェレミー・ドク 写真提供:Gettyimages

ジェレミー・ドク

19歳・ベルギー代表(決勝トーナメント進出)

ベルギー代表は平均年齢が29.2歳とユーロ2020でも最も高く、ベテランが揃っているチームである。そんな中で話題となっている若手選手が、リーグ・アン(フランス1部)スタッド・レンヌ所属のFWジェレミー・ドクだ。

両サイドでプレーできるウイングであり、現時点そこまで高い得点力はないものの、突破力とドリブルのスキルがピカイチな選手である。2020/21シーズンにはリーグ戦30試合に出場し、リーグ・アンの多くのディフェンダーを混乱させた。

代表経験としては、2020年9月5日に開催されたUEFAネーションズリーグ(リーグA)デンマーク戦でデビューし、その3日後のアイスランド戦で1得点を記録(5-1でベルギーの勝利)。ここまで代表9試合に出場し、ユーロ2020のグループB最終節となったフィンランド戦で同大会デビューを果たしている。決勝トーナメントでの活躍が楽しみだ。


ヌーノ・メンデス 写真提供:Gettyimages

ヌーノ・メンデス

19歳・ポルトガル代表(決勝トーナメント進出)

サイドバックの実力だけを考えると、ポルトガル代表はトップクラスだ。特に新型コロナウイルスに感染しユーロ2020出場を逃したシティ所属DFジョアン・カンセロ、2020/21ブンデスリーガで5得点11アシストを記録したドルトムント所属DFラファエル・ゲレイロは、どのチームもがサイドに欲しいと思う選手だろう。しかし、この2人以外にも期待されている若手選手がいる。スポルティングCPのユースで育ち、2020年からトップチームの重要な戦力となったDFヌーノ・メンデスである。

守備力、攻撃力、スピードと、サイドバックに必要なクオリティはもちろん揃うことながら、メンデスの武器は素晴らしいゲームビジョン、そして優れたパス力にある。攻撃時には相手ペナルティエリアまで上がらずとも、相手DFの背後を狙おうとする仲間FWの動きを見逃さず、低い位置からの縦パスも多く出す。

残念ながらポルトガル代表としてユーロ2020には未だ出場ならず。6月15日に行われたグループF第1節ハンガリー戦ではベンチ入り。また、左腿の負傷により、その後のドイツ戦とフランス戦はメンバー外となった。今後の決勝トーナメントでは出場機会に恵まれるだろうか?

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名前Uccheddu Davide(ウッケッドゥ・ダビデ)
国籍:イタリア
趣味:サッカー、アニメ、ボウリング、囲碁
好きなチーム:ACミラン、北海道コンサドーレ札幌、アビスパ福岡

14年前に来日したイタリア人です。フットボール・トライブ設立メンバーの1人。6歳の時に初めてミランの練習に連れて行ってもらい、マルディーニ、バレージ、コスタクルタに会ってからミランのサポーターに。アビスパ福岡でファビオ・ペッキア監督の通訳も務めた経験があります。

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