ナポリはチェルシーで構想外となっているイタリア代表DFエメルソン・パルミエリの獲得に向かうようだ。23日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。
現在26歳のエメルソン・パルミエリは、2018年1月にローマからチェルシーへ完全移籍により加入。2018/19シーズンにはマウリツィオ・サッリ監督のもとでUEFAヨーロッパリーグ制覇に貢献。しかし、今季はクラブがUEFAチャンピオンズリーグ制覇を果たした中、公式戦わずか7試合の先発出場に終わっている。
チェルシーはエメルソン・パルミエリとの契約を来年6月まで残しているが、2000万ユーロ（約27億円）以上のオファーが届き次第放出に応じる模様。
一方、ナポリはアルバニア代表DFエルセイド・ヒサイがラツィオへフリートランスファーにより加入する可能性があり、後釜としてエメルソン・パルミエリをリストアップ。ルチアーノ・スパレッティ新監督はローマ指揮時にともに仕事をした同選手を高く評価しており、1年レンタルでの獲得を望んでいるようだ。
なお、エメルソン・パルミエリには当初、インテルも関心を寄せていた。しかし、インテルはパリ・サンジェルマンへの移籍に近づくモロッコ代表DFアクラフ・ハキミの後釜として、チェルシーのスペイン人DFマルコス・アロンソをトップターゲットに掲げているとのことだ。
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