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レアル、アンチェロッティ監督が教え子獲得望むも…ナポリは67億円要求へ

イルビング・ロサノ 写真提供: Gettyimages

 レアル・マドリードは今季までエバートンを率いていたカルロ・アンチェロッティの再招へいを公式発表しているが、ナポリでともに仕事をした過去を持つメキシコ代表FWイルビング・ロサノの獲得を望んでいるようだ。7日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 現在25歳のロサノは、2019年夏にエールディビジ(オランダ1部)の強豪PSVからナポリへ完全移籍により加入。カルロ・アンチェロッティ元監督のもとで先発での出場機会を得ていた。ジェンナーロ・ガットゥーゾ前監督への交代当初はベンチを温めることが多かったが、今季はセリエAで23試合に先発出場していた。

 ロサノはナポリとの現行契約を2024年6月まで残しているが、アンチェロッティ監督は同選手のパフォーマンスを高く評価。クラブ首脳陣もロサノ獲得のオファーを提示する準備をしているようだ。

 ただ、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長はロサノを来季の構想に含めている模様。また、移籍金5000万ユーロ(約67億円)以下のオファーには応じないものとみられる。

 なお、アンチェロッティ監督はロサノと同じくナポリで指導に当たったスペイン代表MFファビアン・ルイスの獲得も望んでいるが、バルセロナやアトレティコ・マドリードとの争奪戦に発展するという見方が広まっている。