Jリーグ FC琉球

FC琉球、GK陣で緊急事態!カルバハルにつづき田口潤人も長期離脱へ

FC琉球のホーム タピック県総ひやごんスタジアム 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J2リーグのFC琉球は7日、GK田口潤人の戦線離脱を公式発表している。

 田口潤人は今季、J2リーグ開幕節・ジュビロ磐田戦からリーグ戦全試合でゴールマウスを守り、チームの上位躍進に大きく貢献。元コスタリカ代表GKダニー・カルバハルにかわる正守護神として樋口靖洋監督から絶大な信頼を寄せられていた。しかし、同選手は先月30日に敵地で行われたJ2リーグ第16節・アルビレックス新潟戦で負傷。今月5日に開催された第17節・ブラウブリッツ秋田戦を欠場していた。

 クラブの発表によると、田口潤人は検査の結果、左第3中手骨骨折と診断されている。また、復帰までは10~12週間を要する見込みとなっており、東京五輪開催による中断期間前での復帰は絶望的となっている。同選手は今回の負傷離脱をうけて「必ずパワーアップして戻ってきます。チームに必要とされるようにまずは戦える体に戻す為にリハビリ頑張ります!」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残している。

 なお、FC琉球はカルバハルが今年3月に右脛骨疲労骨折により手術を行っており、復帰まで3、4カ月を要する見込みとなっている。ゴールキーパー2選手を欠く現状に樋口監督は頭を抱えているかもしれない。