バルセロナは3日、ロナルド・クーマン監督が来季も指揮を執ることを公式発表している。
クーマンはオランダ代表を率いた後、昨夏にバルセロナの指揮官に就任。しかし、今季はUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16で敗退。また、リーグ戦では序盤から勝ち点の取りこぼしが目立つと、第37節・セルタ戦で逆転負けを喫したことにより、優勝の可能性が消滅。結局、首位アトレティコ・マドリードに7ポイント差の3位に終わっていた。
コパ・デル・レイ（スペイン国王杯）のタイトルこそ獲得したものの、リーグ優勝を逃したこともあり、シーズン終了当初はクーマン監督解任の可能性が高いという見方が広まっていた。
また、クーマン監督の後任候補としてバルセロナが現在マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラの呼び戻しにむけた動きを見せていると伝えられていたが、クラブは今月3日に開催された取締役会で同監督の続投を承認している。
なお、クーマン監督の続投により、同監督とオランダ代表で共に仕事をしたオリンピック・リヨンのオランダ代表FWメンフィス・デバイ獲得がほぼ確実になっている。
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