ミラン、契約満了間近のトルコ代表MFと交渉再開！年俸提示額上乗せへ

　ミランはトルコ代表MFハカン・チャルハノールに今夏退団の可能性があるが、ここにきて契約延長にむけた交渉を再開しているようだ。3日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

　チャルハノールとミランの現行契約が今年6月に満了を迎える中、両者は契約延長にむけて複数回にわたり会談。クラブは年俸400万ユーロ（約5億3000万円）を提示しているが、500万ユーロ（約6億3000万円）を求める選手サイドはこれを却下していた。

　また、同選手にはユベントスが年俸500万ユーロを用意したほか、今季終了直後にはカタール1部のアル・ドゥハイルSCが年俸800万ユーロ（約10億6000万円）による3年契約でオファーを提示した模様。さらに先月末には、リバプールがオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムの後釜候補にリストアップしていると伝えられている。

　しかし、クラブ首脳陣は選手サイドとの交渉を再開した模様。年俸を450万ユーロ（約6億円）まで引き上げた上で再度新契約のオファーを提示するようだ。

　なお、ミランはチャルハノール退団に備えて、ウディネーゼのアルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウルの獲得に乗り出す可能性があると伝えられているが、ウディネーゼは移籍金として少なくとも4000万ユーロ（約53億円）を求める姿勢を見せている。