レアル、ルーカス・バスケスとの契約延長を発表！3年契約でサイン

　レアル・マドリードは3日、スペイン人FWルーカス・バスケスと新契約締結で合意に至ったと公式発表している。

　ルーカス・バスケスはレアル・マドリードの下部組織出身であり、一度エスパニョールへ完全移籍により加入したものの、2015年夏にレアル・マドリードに復帰。バックアッパーという立場でありながらもこれまでUEFAチャンピオンズリーグ3連覇をはじめ多くのタイトル獲得を成し遂げている。また、同選手は今季ここまで公式戦30試合に先発メンバーに名を連ねている一方で右サイドバックとして出場する機会が増加。しかし、4月10日に行われたバルセロナとのクラシコで負傷したことにより一足早くシーズンを終えていた。

　ルーカス・バスケスの去就を巡っては、今年6月末にレアル・マドリードとの契約満了を迎える中、ミランやバイエルン・ミュンヘンなど複数クラブが関心を寄せていた。また、アトレティコ・マドリードも獲得に興味を示していたが、選手サイドがライバルクラブへ移籍する可能性を否定していた。

　その中、クラブ首脳陣は同選手に対する新契約のオファーを見直しを行い、提示年俸を500万ユーロ（約6億3000万円）まで引き上げることを決断。これにより、両者は今月に入って2024年6月までの3年契約を新たに結ぶことで合意に至った。

　なお、レアル・マドリードは今月2日にカルロ・アンチェロッティ氏の再招へいを公式発表している。6年ぶりに復帰した指揮官のもとで、ルーカス・バスケスはどのようなパフォーマンスを披露するのだろうか。