
明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪は、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のアトレチコ・ミネイロに所属する元ブラジル代表FWジエゴ・タルデッリを獲得する可能性が再び浮上しているようだ。27日、ブラジルメディア『BOLA VIP』が報じている。
タルデッリは2003年にサンパウロでプロデビューを果たすと、レアル・ベティスやPSVアイントホーフェンにレンタル移籍により在籍。その後はブラジル国内やロシア、カタールのクラブを渡り歩くと、2015年にアトレチコ・ミネイロから中国スーパーリーグの山東魯能(現山東泰山)に加入し、在籍3シーズンにおいて公式戦73試合に出場し41ゴールをマーク。そして2019年に再び舞台をブラジル国内に移すと昨年にアトレチコ・ミネイロへフリートランスファーで加入したが、足首の負傷により長期離脱を強いられ、公式戦わずか3試合の出場にとどまっていた。
タルデッリの去就を巡っては、今冬にブラジル国内の複数クラブやセレッソ大阪が移籍先候補に挙がる中、契約期間を今年5月末まで延長していた。しかし、アトレチコ・ミネイロは今月27日、同選手との契約更新を行わないことを公式発表。移籍先は現時点で決まっていないものとみられるが、レヴィー・クルピ率いるセレッソ大阪も候補のクラブに含まれているようだ。
なお、タルデッリはブラジル代表で通算14試合に出場している。現在36歳とベテランの域に入っている同選手は、この夏に再びブラジル国外へ新天地を求めることになるのだろうか。
コメントランキング