ミラン、仏リーグ優勝の立役者GKメニャン獲得が確実に！今週中に公式発表へ

　ミランはイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマの去就が不透明である中、LOSCリールのGKマイク・メニャンを獲得することがほほ確実になったようだ。24日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』をはじめ複数メディアは一斉に報じている。

　パリ・サンジェルマン（PSG）の下部組織出身であるメニャンは、今季クープ・ドゥ・フランス（フランス国内カップ戦）1試合を除き、公式戦全試合でフル出場しており、うち23試合でクリーンシートを達成。また、リールは同選手の活躍もあり、強豪PSGをおさえてリーグアンのタイトルを獲得している。

　メニャンとリールの現行契約は2022年6月で満了を迎えるが、選手サイドが契約延長に応じないものとみられ、かねてから今夏退団の可能性がささやかれていた。また、トッテナム・ホットスパーやローマなど複数クラブが関心を寄せる中、ミランは選手サイドと5年契約を結ぶことで今月上旬に合意したと伝えられていた。

　イタリア国内の複数メディアは、ミランはメニャン獲得に際にしてリールに移籍金1500万ユーロ（約20億円）を支払うとのこと。同選手とは年俸300万ユーロ（約4億円）による5年契約を締結するものとみられる。また、メニャン本人はすでにミラノ入りしており、25日にメディカルチェックを行うようだ。これにより、ドンナルンマは今夏に契約満了でミランを去る可能性が高まったという見方が周囲で広まっている。