バルセロナはリーグアンのオリンピック・リヨンに所属するオランダ代表FWメンフィス・デパイの獲得をEURO2020開催前に公式発表する見通しとなっているようだ。16日、フランス紙『レキップ』が報じている。
デパイはリヨンとの現行契約が今年6月に満了を迎えるが、かねてから今夏退団が濃厚と伝えられていた。また、移籍先候補にはバルセロナやユベントスなど複数クラブの名前があがっている。その中、同選手の代理人がバルセロナ首脳陣と複数回にわたり会談を行っているほか、デパイ本人が先月末にバルセロナ市内で目撃されたという情報が飛び交っていた。
その中、スペイン紙『マルカ』はロナルド・クーマン監督が来季続投する場合に限り、同選手がバルセロナに加入することが既定路線であると先週に報道。そして『レキップ』は両者が大筋で合意に達しており、細部の調整を残すのみとなっているほか、EURO2020が開催される来月中旬までに公式発表を行う予定であると伝えている。
デパイは2017年1月にマンチェスター・ユナイテッドからリヨンへ完全移籍により加入。2017/18シーズンには公式戦55試合に出場し22ゴール17アシストと本来のパフォーマンスを取り戻しており、今季はここまで公式戦38試合に出場し 21ゴール9アシストをマークしているほか大半の試合でゲームキャプテンを任せられるなど、リュディ・ガルシア監督から厚い信頼を寄せられていた。
なお、バルセロナは今夏マンチェスター・シティ退団が決まっているアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロの獲得もほぼ確実にしている。
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