オランダ代表 EURO

長期離脱中のオランダ代表DFファン・ダイク、「ユーロを欠場する」と明言

写真提供: Gettyimages

 リバプールに所属するオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが、今夏に開催されるEURO2020の欠場を明らかにした。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

 昨年10月中旬に行われたプレミアリーグ第5節のエバートン戦で右ひざ前十字靭帯断裂の重傷を負ったファン・ダイク。リハビリは順調に進んでいるものの、いまだに復帰の目途は立っていない。

 オランダ代表を率いるフランク・デ・ブール監督は守備の要であるファン・ダイクの回復を願っていたものの、同選手はリバプールが実施したインタビューの中で6月11日から開幕するEURO2020への出場を断念したことを明言。残念としながらも、正しい判断だと述べている。

 「いろんなことが起こる中でユーロに出場せず、オフシーズン中にリハビリの最終段階をすることに決めた。フィジカル的にも正しい判断だったと思っている。だから、これからはクラブが行うプレシーズンに向けて全力を尽くすし、それが現時的な目標だ楽しみだね」

 「もちろんユーロを欠場し、自国を代表して出場できないことにはとても残念だ。だけど、そうなってしまった以上、僕はそれを受け入れなければいけない。今回の不参加は全体的にみれば、正しい決断だと思う。大変なことだけど、僕は納得している」