レアル・マドリード、バルセロナ、アトレティコ・マドリードのラ・リーガ(スペイン1部)3クラブはナポリのスペイン代表MFファビアン・ルイスの獲得にむけて争奪戦を繰り広げているようだ。7日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。
ファビアン・ルイスは2018年夏にレアル・ベティスからナポリに加入すると、中盤センターを中心に複数ポジションをこなす点において高い評価を受け、昨季は公式戦41試合に先発出場。今季もジェンナーロ・ガットゥーゾ監督のもとでここまで30試合で先発メンバーに名を連ねている。
ファビアン・ルイスとナポリの現行契約は2023年6月に満了を迎えるが、選手サイドが年俸400万ユーロ(約5億2000万円)を要求していることにより契約延長交渉は難航。また、ファビアン・ルイス本人はスペイン国内でのプレーを望んでいるものとみられるが、依然としてレアル・マドリード、バルセロナ、アトレティコ・マドリードによる獲得レースが展開されているようだ。
ナポリは5000万ユーロ(約65億円)以上のオファーが届いた場合に初めて交渉に応じる姿勢を見せている。くわえてナポリ首脳陣は来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に失敗した場合には、セネガル代表DFカリドゥ・クリバリをはじめ複数選手の放出に踏み切る方針を固めたと伝えられている。
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