松井大輔、日本代表FW浅野拓磨の退団発表に反応「給料未払い、僕の時もあった」

　明治安田生命J1リーグの横浜FCで昨季までプレーし、現在はベトナムのサイゴンFCに在籍している元日本代表MF松井大輔は、日本代表FW浅野拓磨が給与未払いを理由にセルビア1部の強豪パルチザン退団を発表したことに言及した。

　浅野拓磨は今季ここまで公式戦38試合に出場し21ゴール10アシストをマーク。リーグ戦では18ゴールをあげており、欧州1部リーグにおける日本人の最多得点記録を更新していたが、今月2日に給与未払いやクラブ側の対応を理由に契約解除に踏み切ったことを自身のブログで明かしていた。

　これに対して、パルチザン側は公式サイトを通じて同選手があくまでも一方的に契約解除を表明したにしかすぎず、契約不履行であるという内容の声明を発表している。

　その中、松井大輔は自身のインスタグラムアカウントにおいて「海外ではよくあるよね。給料未払い、僕の時もあった。浅野くんの主張は当たり前だけど」とコメントを投稿。浅野拓磨の対応について理解を示している。

　その上で同選手は「所属しているチームメイト、自国の選手たちには払われて外国人には未払いとかはよくある話だからそのギャップはあるかもね。それに選手の寿命は短いし海外ならなおさら。ビッグクラブに行けるチャンスがあるなら前に進むべきだよ」と浅野拓磨に対して励ましのメッセージを送った。