ミランはウディネーゼのアルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウルの獲得にむけて交換要員を用意する構えを見せているようだ。1日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
デ・パウルは2016年夏にバレンシアからウディネーゼに加入。移籍1年目から公式戦33試合に先発出場して主力に定着すると、中盤や前線に近いポジションでチームをけん引する存在に成長。今季もここまでリーグ戦31試合でフル出場を果たし8ゴール9アシストをマークしているほか、ゲームキャプテンを任せられている。
デ・パウルはウディネーゼとの契約期間を2024年6月まで残しており、本人もウディネーゼ残留を望んでいることをクラブ公式チャンネルを通じて明かしていた。しかし同選手の去就を巡っては、かねてからインテル、ユベントスやミランなどイタリア国内の複数クラブが関心を寄せているほか、リーズ・ユナイテッドも獲得に興味を示している。
また、デ・パウル獲得には少なくとも4000万ユーロ(約53億円)を要すると伝えられているが、ミランは昨夏に獲得したばかりのノルウェー代表FWイェンス・ペッター・ハウゲを交渉材料に盛り込むことにより移籍金の減額を図るようだ。
なお、ウディネーゼのステファノ・カンポッチャ副会長は先月中旬にメディアインタビューに応じた際に、ナポリ首脳陣からデ・パウル獲得の打診があったことを明かしている。
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