ミランやドルトムントが獲得狙うセルビア代表FW、フィオレンティーナが79億円要求か！

　フィオレンティーナはミランやボルシア・ドルトムントなど複数クラブから関心を寄せられているセルビア代表FWドゥシャン・ブラホビッチに高額の移籍金を設定したようだ。4月30日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　現在21歳のブラホビッチは2018年夏にセルビアの強豪パルチザンからフィオレンティーナに完全移籍により加入。今季はここまで公式戦35試合に出場して17ゴールをあげるなどさらなる成長を遂げている。一方でフィオレンティーナは同選手との契約期間を2023年6月まで残す中、同選手に対して年俸を現在の3倍である120万ユーロ（約1億5600万円）まで引き上げた新契約を提示。しかし、選手サイドはこのオファーに応じない姿勢を見せている。

　ブラホビッチの去就を巡っては、ミランはすでに同選手の代理人にコンタクトをとっているほか、ローマも獲得オファーを用意している模様。また、ボルシア・ドルトムントやユベントス、マンチェスター・ユナイテッド、リバプールが獲得に興味を示している。

　その中、フィオレンティーナ首脳陣は新たに契約解除条項を盛り込むことを検討していると伝えられていたが、どうやら6000万ユーロ（約79億円）以上のオファーが届いた場合にのみ交渉に応じる構えを見せているようだ。

　セリエAの舞台でブレイクを果たしたブラホビッチだが、今夏のマーケットを賑わせる有望株のひとりであることは間違いなさそうだ。