レアル・マドリードはバイエルン・ミュンヘンを今季終了後に退団することが決まっているオーストリア代表DFダビド・アラバと5月にも正式にサインを交わすようだ。29日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
ダビド・アラバはこれまでバイエルンで9度のブンデスリーガ制覇、6度にわたるDFBポカール優勝、2度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献。今季もディフェンス陣で必要不可欠な戦力であり続けている。一方、バイエルンとの現行契約が今年6月に満了を迎える中、両者は昨年から交渉を重ねてきた。しかし、昨年10月にクラブ首脳陣が新契約のオファーを行ったものの、選手サイドが拒否したこともあり、今年2月中旬に今季終了後の退団が決まっている。
同選手の去就を巡っては、バルセロナやパリ・サンジェルマンをはじめ複数クラブが関心を寄せていたが、イギリスメディア『スカイスポーツ』は今月20日にレアル・マドリード加入が濃厚になったと報道。また、レアル・マドリードは来月にも年俸1200万ユーロ(約15億8000万円)の4年契約で選手サイドと正式にサインを交わす見込みとなっているようだ。
レアル・マドリードは守備陣の主力であるスペイン代表DFセルヒオ・ラモスやフランス代表DFラファエル・バランに今夏退団の可能性があるだけに、ヨーロッパの一線級で活躍してきたダビド・アラバの早期確保が大きな課題となっていた。
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