明治安田生命J1リーグの鹿島アントラーズでプレーした過去を持ち、現在ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)のシント=トロイデンVV(STVV)に在籍しているFW鈴木優磨にブンデスリーガのヘルタ・ベルリンが興味を示していたようだ。27日、ベルギーメディア『voetbalkrant』が報じている。
現在24歳の鈴木優磨は2019年夏に鹿島アントラーズからSTVVへ完全移籍により加入。移籍1年目の昨季にリーグ戦で24試合に出場し7ゴールをマークすると、今季は33試合で先発出場し17ゴールをあげるなど、中心選手としてチームをけん引。周囲から同選手のパフォーマンスが高く評価されると、STVVのファンが選ぶ年間MVPに輝いている。
一方、STVVは新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて資金調達を行う必要性に迫られれているとかねてから伝えられている。また、先日にはペーター・マース監督がベルギー国内メディアのインタビューにおいて鈴木優磨の今夏退団が濃厚となっていることを認めるコメントを残していた。
その中、今季ブンデスリーガで17位と降格圏に沈んでいるヘルタ・ベルリンが選手サイドに獲得オファーを提示した模様。しかし、鈴木優磨本人は来季欧州カップ戦に出場する可能性の高いクラブへの移籍を望んでいるものとみられ、このオファーを拒否するようだ。
点取り屋として本来のパフォーマンスを発揮した鈴木優磨だが、今後どのクラブからオファーが届くのか注目が集まる。
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