チェルシーMFがCL準決勝レアル戦欠場へ…トゥヘル監督が来月はじめの復帰示唆

　チェルシーのクロアチア代表MFマテオ・コバチッチは27日に開催予定のUEFAチャンピオンズリーグ準決勝のレアル・マドリード戦1stレグを欠場する可能性が高いようだ。23日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

　現在26歳のコバチッチは2019年夏にレアル・マドリードからチェルシーへ完全移籍により加入すると、昨季は公式戦37試合でスタートからピッチに立っていた。そして今季はここまで公式戦30試合に先発出場しているが、フランク・ランパードからトーマス・トゥヘルへの監督交代以降はプレミアリーグで先発メンバーに名を連ねる機会が増えている。

　しかし、同選手は今月13日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝のポルト戦2ndレグ前にハムストリングに問題を抱えると、FAカップ準決勝・マンチェスター・シティ戦とプレミアリーグ第32節・ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン戦でメンバー外となっている。

　チェルシーは24日にプレミアリーグ第33節・ウェストハム・ユナイテッド戦に臨むが、コバチッチはこの一戦も欠場することがすでに確定。また、トゥヘル監督は前日記者会見で同選手がまだ全体トレーニングに合流していないことからレアル・マドリード戦での出場に厳しい見方を示すとともに、5月1日に控える第34節・フラム戦で復帰する可能性があることを明かした。

　なお、チェルシーは5月5日にレアル・マドリードとの2ndレグに臨むと、マンチェスター・シティやアーセナルとの対戦を控えている。シーズン終盤に厳しい試合を立て続けに控える中、トゥヘル監督は主力であるコバチッチの早期復帰を望んでいるはずだ。