アーセナルが、セリエBのエンポリに所属するU-21イタリア代表MFサムエレ・リッチの獲得に動いているようだ。イタリア『トゥットメルカート』が報じた。
現在19歳のリッチはエンポリ下部組織出身で、2019年9月にトップチームデビュー。優れたボール奪取能力に加えて、高水準なパスセンスを兼備する中盤の選手で、プロ2年目ながらすでに公式戦通算50試合以上に出場しており、セリエBの首位に立つクラブの中心選手として活躍している。
そんなリッチに対して、アーセナルが代理人とコンタクトを取り、具体的な会談を行ったという。同クラブでは、レアル・マドリードからレンタルで加入中のスペイン代表MFダニ・セバージョスと、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールの去就が不透明となっており、中盤強化が必至となっている。
また、リッチにはレスター・シティも接触したほか、ミランやナポリも関心を寄せており、争奪戦に発展する可能性がある模様。エンポリ残留も取り沙汰されているなか、アーセナルは獲得に漕ぎ着けることはできるのだろうか。
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