ラ・リーガ バルセロナ

バルサのブラジル代表MF、コパ・アメリカでの復帰へ覚悟示す「以前よりも良い状態で…」

フィリペ・コウチーニョ 写真提供: Gettyimages

 バルセロナのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョは復帰に向けて確かな覚悟を示しているようだ。21日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。

 コウチーニョは、昨季バイエルン・ミュンヘンでブンデスリーガ、UEFAチャンピオンズリーグ、DFBポカールの3冠を成し遂げると昨夏バルセロナに復帰。今季はロナルド・クーマン監督のもとで公式戦14試合に出場し3ゴール2アシストをマークしていた。しかし、昨年末に行われたラ・リーガ第17節・ウエスカ戦で試合終了間際に左ひざを負傷すると、今年1月に左ひざの外側半月板を手術。当初は復帰まで3カ月を要するものとみられていたが、回復が思わしくないことから先月30日に治療のためブラジルへ帰国し再手術に踏み切っていた。

 同選手は今年6月に開催予定となっているコパ・アメリカ出場を目標にリハビリを行っている。その中、自身のSNSアカウントに「僕はハードワークしている。以前よりも良い状態で、そして強くなって復帰することを確信しているよ。毎日が僕に必要な新しい戦いだ。回復のスピードはゆっくりだし、我慢しなければならない」とコメントを残している。

 バイエルンで過ごした昨季とはちがって不本意なシーズンを過ごしているコウチーニョだが、ブラジル代表のメンバー入りにむけて懸命にリハビリに取り組んでいる。