バルセロナはマンチェスター・シティを今季終了後に退団することが決まっているアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロに対してオファーを提示しているようだ。21日、アルゼンチンメディア『TyC Sports』が報じている。
アグエロは2011年夏にアトレティコ・マドリードからマンチェスター・シティに加入。前線で必要不可欠な戦力としてゴールを量産しており、4度のプレミアリーグ優勝に大きく貢献していた。しかし、昨年6月にひざを負傷したことにより長期離脱を強いられると、今季はハムストリングの負傷や新型コロナウイルス感染による自主隔離などにより公式戦わずか15試合の出場にとどまっている。そしてマンチェスター・シティは先月末に同選手が今年6月での契約満了に伴い今季限りで退団することを公式発表していた。
アグエロの去就を巡っては、ユベントスやチェルシー、パリ・サンジェルマン、リーズ・ユナイテッドなど多くのクラブが関心を寄せている。その中、バルセロナは今月中旬に同選手の代理人と交渉を開始すると、すでに2年契約によるオファーを提示しているようだ。
ただ、『TyC Sports』はバルセロナよりも高額な年俸を用意しているユベントスへアグエロが移籍する可能性もあると主張している。欧州のトップレベルでプレーしてきた同選手の行方に引き続き注目が集まる。
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