欧州スーパーリーグ(SL)が18日に創設されたという報道を受けて、多くのサッカーリーグ機構や関係者から非難の声が上がる中、リバプールのイングランド代表MFジェームズ・ミルナーもSL開催反対の意思を示した。18日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
欧州スーパーリーグは現在欧州サッカー連盟(UEFA)主催のもとで行われているコンペティションに対抗するリーグ戦として、複数クラブのオーナーによりかねてから計画されていたものである。また、今回のSL創設ではレアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッド、リバプールを含む12クラブが参加すると報じられている。
その中、ミルナーは18日に行われたプレミアリーグ第32節・リーズ・ユナイテッド戦後のメディアインタビューにおいてSL創設に関する質問に対して「誰にとっても疑問がたくさんあるね。個人的な意見としては、(SL創設を)好んでいないし、開催されないことを願っているよ。おそらく昨日から誰もが(SLを望まない)理由を語っているだろうけど、僕も同じ理由だね」とコメントを残している。
今回のSL創設の背景として、一部のオーナーがフットボールにおいてビジネス的側面としての色合いを強めることが挙げられており、フットボールの歴史や文化をないがしろにされるという点から多くの反発の声が上がっている。
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