トッテナム・ホットスパーは19日、ジョゼ・モウリーニョ監督の解任を発表した。また、同クラブでコーチを務めるライアン・メイソン氏が、今季中暫定で指揮を執るとのことも併せて発表している。
トッテナムの会長を務めるダニエル・レビー氏は、今季のプレミアリーグで後半戦から失速したことや、UEFAヨーロッパリーグベスト16敗退など、成績不振を受けて解任を判断。今月25日にはマンチェスター・シティとのカラバオ・カップ決勝戦が控える中の大きな決断となった。
チェルシーやインテル、レアル・マドリードなど各国のビッグクラブを率いた経験を持つモウリーニョ監督は、2019年11月にトッテナムの監督に就任。1年目をプレミアリーグ6位で終えると、2年目の今季は一時的に首位に立つなど好調だったものの、徐々に失速。32節消化時で14勝8分10敗で7位に位置していた。
なお、レビー会長は「ジョゼとはクラブが最も困難な時期を共に過ごしてきた。真のプロフェッショナルで、パンデミックの際には素晴らしい回復力を見せてくれた。個人的には彼と一緒に仕事をしたかったが、思い描いていた通りにいかなくて残念に思う。我々は彼の貢献度に感謝したいと思う」と声明を発表している。
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