セリエA ミラン

ミラン、イタリア代表GKドンナルンマの後釜確保を検討。フランス人GK獲得に23億円が必要か

マイク・メニャン 写真提供: Gettyimages

 ミランはイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマとの契約延長交渉が難航している中、リールに所属するフランス人GKマイク・メニャンに対する関心を強めているようだ。16日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 現在25歳のメニャンは2015年夏からリールでプレーしており、今季はここまでほぼ全試合でフル出場を果たしている。同選手とリールの現行契約は2022年6月で満了を迎えるが、選手サイドが契約延長に応じないものとみられ今夏退団の可能性がささやかれている。

 一方、ミランは今年6月に契約満了を迎えるイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマと新契約締結にむけた交渉を重ねているが、代理人を務めるミノ・ライオラ氏が年俸1200万ユーロ(約15億6000万円)を要求するなど強硬な姿勢を崩していないことから今夏退団の可能性が高まっている。

 その中、ミランはドンナルンマの後釜としてメニャン獲得を本格的に検討している模様。現時点でクラブ間交渉は開始していないが、獲得には1800万ユーロ(約23億5000万円)を要するものとみられる。ミラン一筋のキャリアを歩んでいるドンナルンマの去就が不透明である中、ミラン首脳陣は依然として難しい問題に直面している。