ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

バイエルン、今夏にも元ユベントス指揮官を招へいか!フリックにドイツ代表監督就任の可能性

マッシミリアーノ・アッレグリ 写真提供: Gettyimages

 バイエルン・ミュンヘンはドイツ代表監督就任の可能性が取りざたされているハンス=ディーター・フリック監督の後任として、元ユベントス指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリ氏招へいを検討しているようだ。15日、イタリアメディア『メディアセット』が報じている。

 アッレグリ氏はサッスオーロやカリアリを率いた後、2010年夏にミランの指揮官に就任。2013/14シーズン途中まで率いて1度のリーグ優勝を果たした後、2014/15シーズンからユベントスの監督を務めて5度のスクデット獲得に4度のコッパ・イタリア制覇、2度のUEFAチャンピオンズリーグ準優勝という成績を残し、2019年5月に退任していた。

 一方、バイエルンは昨季途中からフリック氏が指揮を執るとブンデスリーガ、DFBポカール(ドイツ国内カップ戦)、UEFAチャンピオンズリーグの3冠を達成。今季はUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝で敗退したものの、リーグタイトルを獲得することが濃厚な状況となっている。

 しかし、フリック氏はヨアヒム・レーブ監督の後任としてEURO2020終了後にドイツ代表指揮官に就任する可能性がにわかにささやかれている。その中、バイエルンはユベントスで多くのタイトルを獲得した実績を持つアッレグリ氏をリストアップしているようだ。

 ドイツ国内で無類の強さを誇るバイエルンだが、クラブ首脳陣は指揮官の去就問題を解決するべく、すでに水面下で何らかの動きを見せているかもしれない。