ミランからアタランタへレンタル移籍により加入しているイタリア代表DFマッティア・カルダーラは今季終了後にミランへ復帰することがほぼ確実になったようだ。11日、イタリア紙『トゥットスポルト』が伝えている。
カルダーラは前十字靭帯断裂による長期離脱を終えると昨年1月にミランからアタランタへ1年半のレンタルにより加入。昨季後半戦では公式戦18試合に出場するなど復調の気配を見せていたが、昨夏に再び戦列を離れるとコンディションが整わず今季はここまでわずか8試合の出場にとどまっている。
ミランとアタランタの取引においては買い取りオプションが付帯されているものの、アタランタ首脳陣に負傷離脱を繰り返す同選手を完全移籍により獲得する意向はない模様。また、カルダーラの代理人も「彼はミランへ戻るだろう」と今夏ミラン復帰を明言している。
アタランタでプロキャリアをスタートさせたカルダーラとしては、古巣に復帰したことにより再起を図りたいところだったが、今季序盤での負傷離脱により本来のパフォーマンスを発揮できていない現状に複雑な思いを抱いているはずだ。
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