ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

ベティス戦でドローのアトレティコ、J・フェリックスにつづき英代表DFも負傷…

キーラン・トリッピアー 写真提供: Gettyimages

 アトレティコ・マドリードは11日にラ・リーガ第30節・レアル・ベティス戦に臨んだが、ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスにくわえてイングランド代表DFキーラン・トリッピアーも負傷退場した。11日、スペイン紙『アス』など複数メディアが伝えている。

 トリッピアーは2019年夏にトッテナム・ホットスパーからアトレティコ・マドリードへ完全移籍により加入。昨季は公式戦31試合で先発出場するなどディエゴ・シメオネ監督からの信頼を勝ちとっていた。そして今季も昨年末まで右サイドバックの不動のレギュラーとして公式戦25試合でフル出場。過去に賭博に関する規定違反があったことから、同選手には今年1月に10週間の出場停止処分が下されていたが、先月上旬に行われたレアル・マドリードとのダービーマッチで復帰していた。

 トリッピアーはレアル・ベティス戦でも先発メンバーに名を連ねたものの負傷により79分での交代を余儀なくされていた。スペイン国内の複数メディアは同選手が腰を痛めたと報道。ただ、現時点で離脱期間は明らかになっていないようだ。

 なお、アトレティコ・マドリードはこの一戦で1-1のドローに終わったことにより、今節バルセロナとのクラシコで勝利した2位レアル・マドリードとの勝ち点差を1まで縮められている。複数の負傷者を抱えたことにより、18日に開催予定のエイバル戦にむけてディエゴ・シメオネ監督は頭を悩ませているだろう。