インテルは現在パリ・サンジェルマン(PSG)に所属しているアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディのセリエA復帰を望んでいるかもしれない。7日、イタリア紙『トゥットスポルト』が報じている。
イカルディはアントニオ・コンテ監督の構想から外れると2019年夏にインテルからPSGへレンタルにより加わる。移籍1年目の昨季は公式戦34試合に出場して20ゴールをあげるなど本来のパフォーマンスを発揮。昨夏に4年契約を結んでPSGへの完全移籍を果たしたが、今季は度重なる負傷離脱に泣かされるとここまで公式戦19試合の出場にとどまっている。
同選手の去就を巡っては、ローマがボスニアヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコの後釜として獲得候補にリストアップしていると伝えられているほか、ユベントス移籍の可能性もささやかれている。
その中、『トゥットスポルト』はイカルディに関する取引において、セリエAのクラブへ売却する際にPSGがインテルにボーナスとして1500万ユーロ(約19億5000万円)を支払うという条項が盛り込まれていることから、インテル首脳陣は同選手のセリエA復帰が実現することを望んでいると主張している。
昨夏にエバートンからレンタルにより加入しているイタリア代表FWモイーズ・キーンの台頭もあり出場機会を減らしているイカルディは、今季終了後にどのような決断を下すのだろうか。
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