レアル・マドリードに在籍しているクロアチア代表MFルカ・モドリッチは30日に行われるFIFAワールドカップ・カタール大会の欧州予選グループステージ第3節・マルタ戦で休養を与えられる可能性があったが、一転して出場するようだ。29日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
クロアチア代表は今月のインターナショナルマッチウィークにおいてカタールW杯欧州予選3試合に臨んでいるが、グループステージ第1節・スロベニア戦で0-1と黒星を喫したが、第2節・キプロス戦では1-0と勝利を収めていた。モドリッチはこの2試合でいずれもフル出場を果たしていたこともあり、一部メディアがマルタ戦でベンチスタートになるという見解を示していた。
しかし、クロアチア代表を率いるズラトコ・ダリッチ監督はマルタ戦の前日記者会見においてモドリッチの起用法について質問を受けると「モドリッチが今週土曜日にラ・リーガでプレーすることを私は理解している。だが、私は今マルタ戦のことしか考えていない。もし我々は彼を必要とするならば、明日はプレーすることになるだろう。私にとって最も重要なのは代表チームのことだ」と語っており、マルタ戦における同選手の先発起用をほのめかした。
なお、モドリッチは今年に入ってから3月13日に行われたラ・リーガ第27節・エルチェ戦を除いた全試合で先発出場を果たしている。カタールW杯欧州予選でも3試合すべてで先発メンバーに名を連ねることがほぼ確実となる中、疲労蓄積が心配される。
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