パリ・サンジェルマン(PSG)はローマからレンタルにより加入しているイタリア代表DFアレッサンドロ・フロレンツィの買い取りオプションを行使することを決断したようだ。28日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が伝えている。
フロレンツィは2010年のトップチーム昇格以降、主力として長らくローマに在籍していたが、パウロ・フォンセカ監督のもとで出場機会が減少。昨年1月にバレンシアへレンタルにより放出されると昨年9月にはPSGへ買い取りオプションが付帯された1年間の期限付き移籍により加入している。また、同選手は今季ここまで公式戦29試合に出場するなど、トーマス・トゥヘル前監督やマウリシオ・ポチェッティーノ監督から信頼を寄せられている。
PSG首脳陣はかねてからフロレンツィのパフォーマンスを高く評価。同選手もPSGで引き続きプレーすることを望んでいることから、900万ユーロ(約11億3000万円)による買い取りオプションを行使する方針を固めたものとみられる。
右サイドバックを中心に様々なポジションをこなすなどユーティリティ性に富んだフロレンツィだが、30歳になって再び本来のパフォーマンスを発揮するなど充実した時期を迎えている。
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