ミランはイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマとの契約延長交渉が破談に終わる場合に備えてリールに所属するフランス人GKマイク・メニャンに関心を寄せているが、トッテナム・ホットスパーと争奪戦を繰り広げるかもしれない。27日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
現在25歳のメニャンは2015年夏からリールでプレーしており、今季はここまでほぼ全試合でフル出場を果たしている。同選手とリールの現行契約は2022年6月で満了を迎えるが、選手サイドが契約延長に応じないものとみられ今夏退団の可能性がささやかれている。
一方、ミランは今年6月に契約満了を迎えるイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマと新契約締結にむけた交渉を重ねているが、代理人のミノ・ライオラ氏が1000万ユーロ(約12億6000万円)までの年俸引き上げをはじめ様々な要求を行っていることから交渉は難航。クラブ首脳陣はドンナルンマ退団の可能性を考慮してメニャンをリストアップしているようだ。
ただ、トッテナムもフランス代表GKウーゴ・ロリスの後釜としてメニャンの動向を注視しているものとみられ、周囲では獲得レースに発展する可能性があるという見方が広まっている。
ドンナルンマやトルコ代表MFハカン・チャルハノールとの新契約締結が急務となっているミランではあるが、フランス国内の有望株の動向からも目が離せない。
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