明治安田生命J1リーグのベガルタ仙台はカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のサントスにブラジル人FWフィリペ・カルドーゾの獲得オファーを提示したようだ。18日、ブラジルメディア『MEU PEIXAO』が報じている。
カルドーゾは2019年にサントスへ加入した後、2019シーズン途中にセアラーSCへレンタル移籍により加入。そして昨年1月にはフルミネンセへレンタルにより加わると公式戦22試合でピッチに立ったが、先発出場はわずか3試合となっており、今年2月末にレンタル期間満了となっている。
カルドーゾはサントスとの契約期間を2023年10月まで残しているが、ベガルタ仙台が移籍金550万レアル(約1億800万円)による完全移籍という条件でオファーを提示したものとみられ、今週はじめからクラブ間交渉を開始している模様。また、サントスはカルドーゾがチーム内で必要となった場合に復帰させることができるようにするための条項を盛り込むように求めているようだ。
さらにカルドーゾは18日の全体トレーニングに参加しており、指揮官は戦力になるかどうか見極める方針を固めているほか、同選手の代理人は早期の去就決着を望んでいると伝えられている。
なお、ベガルタ仙台は今季ここまでJ1リーグ4試合、YBCルヴァンカップ・グループステージ1試合を終えて未勝利であるほか、スペイン人MFイサック・クエンカが右ひざの手術によりスペインへ帰国している。
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