かつてイングランド代表やマンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリードなどでプレーしていたデビッド・ベッカム氏がオーナーを務めるメジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミは、レアル・マドリードのブラジル代表DFマルセロの獲得に興味を示しているようだ。16日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
現在32歳のマルセロは2007年にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のフルミネンセからレアル・マドリードに加入して以降、左サイドバックにおける不動のレギュラーとしてUEFAチャンピオンズリーグ3連覇をはじめ数多くのタイトル獲得に貢献。しかし、今季はここまで公式戦わずか9試合に先発出場にとどまるなど、ベンチを温めることが多くなっているほか、数度にわたり負傷離脱を余儀なくされている。
マルセロはレアル・マドリードとの契約期間を2022年6月まで残しているが、昨年には出場機会減少に伴いユベントス行きの可能性がささやかれていた。しかし、ここに来てMLSのインテル・マイアミが関心を寄せているようだ。
なお、インテル・マイアミは昨年にユベントスに在籍していたフランス代表MFブレーズ・マテュイディやアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインを獲得している。ヨーロッパのトップレベルでプレーしていた選手の獲得に本腰を入れる中、果たしてレアル・マドリードで多くの経験を重ねているマルセロを手中に収めることはできるのだろうか。
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