『ドイツ・スカイスポーツ』でレポーターを務めていたヨルグ・ダールマン氏は自身のInstagramを更新。今回の問題について言及している。15日、独紙『Weser Kurier』が報じている。
事の発端となったのは今月6日に行われたブンデスリーガ2部・第24節のハノーファー対エルツゲビルゲ・アウエの一戦。同氏はこの試合でもレポーターを務めたが、試合終了直前にハノーファーの日本代表DF室屋成がチャンスを逃したシーンで「彼にとってハノーファーでの初ゴールとなったかもしれない。彼が最後にゴールを記録したのはスシの国でのことだ」とコメント。この表現に対しては差別的なコメントであるという批判が寄せられていた。
このことで『ドイツ・スカイスポーツ』はダールマン氏との契約解除を発表していた。この発表に対して同氏は「私はレイシズムを憎んでいる。コスモポリタニズムとダイバーシティは私にとって重要なものだ。このような理由で解雇されることは受け入れることができないし、アンフェアである」とコメント。『ドイツ・スカイスポーツ』の判断に抗議する姿勢を示している。
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