レアル・マドリードのベルギー代表FWエデン・アザールは先週なかばに開催されたラ・リーガ第27節・エルチェ戦で復帰していたものの、UEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16のアタランタ戦2ndレグを前に再び戦線離脱となった。15日、クラブ公式サイトがこれを伝えている。
アザールは今季も右脚の筋肉に問題を抱えたことにより開幕から出遅れると、新型コロナウイルス陽性判定による隔離などもあり、ここまで公式戦13試合の出場にとどまっていた。そして先月上旬にはトレーニング中に左大腿筋を負傷したことにより再び戦列を離れていたが、今月13日の第27節・エルチェ戦で後半途中からピッチに立っていた。
しかし、同選手は今週に入って右腰の筋肉に問題を抱えると15日には全体トレーニングを欠席。ジネディーヌ・ジダン監督は16日に控えるアタランタ戦2ndレグの招集メンバーを発表しているが、アザールの欠場が確定している。
レアル・マドリード加入以降、すでに10度以上にわたる負傷離脱を強いられているアザールだが、周囲から懐疑的な視線を向けられている。一方でチームメイトである元フランス代表FWカリム・ベンゼマは「彼はここにやって来てから運に恵まれていないよ」と同選手を擁護するコメントを残している。
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