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ユベントスCFO、批判浴びるC・ロナウドを全面擁護「疑問視されるなんて…」

写真提供: Gettyimages

 ユベントスのファビオ・パラティチCFO(チーフ・フットボール・オフィサー)が、チャンピオンズリーグ(CL)敗退で批判が集中した同クラブのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを擁護した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。

 2018年夏にレアル・マドリードから移籍金1億ユーロ(約130億円)でユベントスに加入したロナウド。公式戦122試合で95ゴールを記録し、セリエA連覇などに貢献する一方で、同クラブが悲願とするCL制覇に向けた“ラストピース”として期待されたものの、加入以降チームはベスト8の壁を破れず、その期待に応えられていない。

 先日にはポルトに屈して、2年連続のCLラウンド16敗退の憂き目に遭ったユベントスだが、その批判の矛先はロナウドに集中。この状況を受けてマドリードやパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍の可能性がにわかに浮上している同選手に対して、パラティチCFOは擁護している。

 「彼は私を笑顔にしてくれる。ロナウドが疑問視されるとも思っていなかった。私のキャリアでクリスティアーノ・ロナウドの移籍がポジティブだったのかネガティブだったのかを議論することになるとは思ってもいなかった。彼は私を笑顔にしてくれている。2020年のユベントスにおいて、38試合で41ゴールを決めた選手だ」

 「彼は5年前の選手ではない。現在の選手だ。セリエAのトップスコアラーなんだ。ロナウドは5回もバロンドールを受賞した。チャンピオンズリーグのタイトルを何回獲得したかわからない。彼をここに迎えることができて光栄だ。我々は彼をしっかりと守る。彼をここに迎え入れて本当に嬉しく思っている」