マンUレジェンドのネビル氏、古巣とマンCを比較…「ファイナルサードでのクオリティが…」

　現役時代、マンチェスター・ユナイテッド一筋で400試合に出場した元イングランド代表DFガリー・ネビル氏は古巣であるユナイテッドに対して厳しい言葉を送っている。14日、英メディア『スカイスポーツ』でコメントを残した。

　ユナイテッドは14日、プレミアリーグ第28節でウェストハム・ユナイテッドと対戦。相手のオウンゴールでの1点を守り切り、1-0での勝利を手にした。試合後、ネビル氏は「ユナイテッドの現状がわかるだろう。彼らは相手のブロックを崩すことに苦労している。深い位置でブロックを形成する相手に対してよりうまく対処しなければならない。それが彼らにとってのネクストステージだろう」とコメント。

　同氏は続けて「ファイナルサードでのクオリティの問題だ。現代サッカーではより組織化されたコンパクトなチームが増えている。特に下位クラブにはそのような戦略が目立つね。よりクリエイティブな選手が必要なんだ。シティにはデ・ブライネやギュンドアン、マフレズ、フォーデンといったように5、6人の選手が揃っている。ユナイテッドにはブルーノ・フェルナンデスとポグバがいるが、ほかの選手はどうだろうか。シティは誰かが離脱しても他の選手がその役割を担うことができる。しかし、ユナイテッドの場合フェルナンデスがいなければ、次に来るのはルーク・ショーだろう」と、首位を走るライバルであるマンチェスター・シティとユナイテッドを比較し、古巣に対して厳しいコメントを残した。

　現在、暫定でプレミアリーグ2位を維持しているユナイテッド。はたして同クラブは首位の座を奪還することができるのだろうか。