プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

マンU、来季CLに向けて補強を進める…財源確保に4選手を売却か

オーレ・グンナー・スールシャール 写真提供: Gettyimages

 マンチェスター・ユナイテッドは今夏の移籍市場での補強に向けて財源確保のため複数選手の売却に動くようだ。14日、英紙『メトロ』が報じている。

 ユナイテッドは14日、プレミアリーグ第28節で5位に位置するウェストハム・ユナイテッドと対戦。1-0で勝利を収めポイントを57に伸ばし、マンチェスター・シティに次いで2位を維持している。来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権の獲得が有力とみられているユナイテッドは今夏の移籍市場でセンターバック、右ウイング、守備的ミッドフィルダーの補強を進める模様。また、ウルグアイ代表FWエディソン・カバーニの去就次第ではストライカーの獲得にも動くようだ。

 そのためユナイテッドは財源確保のためにイングランド代表FWジェシー・リンガード、DFフィル・ジョーンズ、ポルトガル人DFディオゴ・ダロト、スペイン代表MFフアン・マタの売却に前向きな姿勢を示しているようだ。

 現在リンガードとダロトはウェストハムとミランへとレンタル移籍で加入中。ユナイテッドはウェストハムからの完全移籍での獲得の打診を1度拒否したとされているが、新たに適切なオファーが届けば交渉に応じる姿勢を見せているようだ。

 フィル・ジョーンズに対してはこれまでニューカッスル・ユナイテッド、バーンリー、ウェストハム・ユナイテッドが興味を示している模様。今夏の移籍市場では1000万ポンド(約15億2000万円)程度の移籍金が設定されることになるようだ。

 また、ユナイテッドはマタとの現行契約を今シーズン限りとしており、同選手に対してはラ・リーガ複数クラブからの関心が報じられている。そのためユナイテッドは1年間の契約延長オプションを施行した上で他クラブからの交渉に応じることになるようだ。