マンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロは今夏バルセロナへ移籍するという噂が駆け巡っていることについて言及しているようだ。12日、スペイン紙『マルカ』が報じている。
アグエロは2011年夏にアトレティコ・マドリードからマンチェスター・シティに加入。前線で必要不可欠な戦力としてゴールを量産しており、4度のプレミアリーグ優勝に大きく貢献していた。しかし、昨年6月にひざを負傷したことにより長期離脱を強いられると、今季はハムストリングの負傷や新型コロナウイルス感染による自主隔離などにより公式戦わずか12試合の出場にとどまっている。また、同選手は2月中旬に自主隔離を終えているが、復帰して以降はベンチを温めることが多く、先発出場はわずか1試合となっている。
同選手はマンチェスター・シティとの契約期間が今年6月までとなっているが、現時点で契約延長にむけた動きは見られず今季終了後に退団する可能性が高いという見方が広まっている。また、スペインの一部メディアは今週に入ってバルセロナの会長に就任することが決まったジョアン・ラポルタ氏が同選手の獲得にむけてすでに選手サイドと交渉を行い、正式なオファーを提示したと伝えている。
バルセロナ移籍の噂が取りざたされる中、アグエロ本人は自身のSNSアカウントを通じて「彼らはみんなバルサの名前ばかり書いている。少し待ってみよう。我々はまだシティとともにある」とコメントを残しており、自身の去就報道に対する不快感をあらわにした。
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