バルセロナは今夏のマーケットにおいてボルシア・ドルトムントのノルウェー代表FWエルリング・ブラウト・ホランドをトップターゲットに掲げているようだ。11日、スペイン紙『アス』が報じている。
レッドブル・ザルツブルクから昨年1月にドルトムントへ加入したホランドは、今季ここまで公式戦30試合に出場して30ゴール8アシストをあげるなど、引き続き好パフォーマンスを発揮している。また、今月6日に行われたブンデスリーガ第24節・バイエルン・ミュンヘン戦では2ゴールをあげると、9日に開催されたUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト16のセビージャ戦2ndレグでも2得点を叩き出し、チームをベスト8へと導いている。
ホランドとドルトムントの現行契約は2024年6月までとなっているが、同選手の去就を巡っては、先日ドイツ紙『ビルド』が新天地の候補としてリバプール、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、ユベントス、バルセロナ、レアル・マドリードをあげ、選手サイドがチェルシーへの移籍を望んでいないと伝えていた。
一方、バルセロナは今月に開催された会長選挙でジョアン・ラポルタ氏が再び会長職に就くことが決定しているが、同氏はホランドの代理人を務めるミノ・ライオラ氏と良好な関係にあることから、前線ではホランドの獲得にむかうという見方が広まっている。
なお、一部のスペインメディアはラポルタ氏がバイエルン・ミュンヘンを今季終了後に退団することが決定しているオーストリア代表DFダビド・アラバの代理人と近日中にも会談すると伝えている。UEFAチャンピオンズリーグを敗退したバルセロナだが、新体制のもとすでに来季に向けた動きを本格化させている。
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