明治安田生命J2リーグのV・ファーレン長崎はカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のアトレチコ・ゴイアニエンセに在籍するブラジル人MFウェリントンの獲得を狙っているようだ。5日、ブラジルメディア『O DIA』が伝えている。
現在28歳のウェリントンは2016年にプロキャリアをスタートさせたもののn、2度にわたりフリーの身となっていた。しかし、2019年12月にセリエC(3部相当)フェロヴィアリオACへ加わると本職の左ウイングで頭角を現すと、昨年10月にアトレチコ・ゴイアニエンセへ加入。シーズン途中での移籍ではあったものの、2020シーズンは公式戦13試合で先発出場を果たすなど、1部リーグでさらなる成長を遂げている。
同選手とアトレチコ・ゴイアニエンセの契約期間は2022年12月までとなっているが、V・ファーレン長崎は100万ドル(約1億800万円)による買い取り義務付きの1年レンタル、レンタル料10万ドル(約1000万円)という条件でオファーを提示した模様。これに対して、アトレチコ・ゴイアニエンセ首脳陣はレギュラーに定着したウェリントンの放出を拒否する構えを見せているが、交渉は継続しているようだ。
なお、アトレチコ・ゴイアニエンセはウェリントン獲得でフェロヴィアリオACに対して支払った金額はわずか1万レアル(約19万円)であることから、『O DIA』は直近の数カ月で同選手の市場価値が大幅に上昇していると主張している。J1リーグ昇格という目標を掲げるV・ファーレン長崎だが、急成長を遂げているブラジル人MFを迎え入れることはできるのだろうか。
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