インテル、マンUに対してFWルカクの移籍金未払いの可能性…

　インテルはマンチェスター・ユナイテッドに対するベルギー代表FWロメル・ルカクの移籍金の未払いに陥っている可能性があるようだ。3日、『コリエレ・デロ・スポルト』や『デイリーメール』などが報じている。

　2019年にユナイテッドから移籍金7500万ポンド（約112億円）でインテルへと加入したルカク。同選手の移籍金は分割となっているものの、この交渉には未払いが発生した場合、インテルはユナイテッドに対して即刻、移籍金の全額を支払うという条項が存在するようだ。

　そして『コリエレ・デロ・スポルト』によると、インテルのオーナーである蘇寧グループの財政難もあり、未払いが発生した模様。インテルは4300万ポンド（約64億3000万円）の支払いを行わなければならないものの、財源が確保できていないようだ。そのためユナイテッドはアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスまたはスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルを差し出すことを要求しているようだ。

　しかし『デイリーメール』によると、インテルは現在のところ、移籍金支払いを正式に行っており、未払いを起こしていない模様。ユナイテッド側からの提案も空想的なものであるとみているようだ。だが、ユナイテッドはインテルの財政状況についてモニタリングを行っており、今後未払いが発生した場合、何かしらのアクションを起こすことになるだろうとしている。