トリノは2日に開催予定のセリエA第25節・ラツィオ戦の延期を求めているようだ。1日、イタリア紙『La Stampa』がこれを伝えている。
トリノは今冬のマーケット期間でレアル・ベティスからパラグアイ代表FWアントニオ・サナブリアを獲得しているが、同選手は新型コロナウイルス感染によりチームへの合流時期が遅れていた。また、2月下旬にはイタリア人MFダニエレ・バゼッリをはじめ選手7名とメディカルスタッフ1名がPCR検査の結果、新型コロナウイルス陽性と判定されており、隔離期間に入っている。
クラブ内でクラスターが発生した可能性が取りざたされる中、2月26日に開催予定だった第24節のトリノ対サッスオーロは延期となった。しかし、1日のPCR検査で新たな陽性者が出なかったこともあり、3月2日にスタディオ・オリンピコでキックオフを迎えるラツィオ戦に関しては現時点で日時の変更は行われないが、トリノ首脳陣は開催の延期を求めているようだ。
なお、トリノはここまでリーグ戦23試合を消化して勝ち点20の獲得にとどまっており、セリエB降格圏の18位カリアリからわずか2ポイント差の17位と残留争いを強いられている。
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