ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

アトレティコFWスアレスに今夏フリーで退団認める条項が…契約期間は来年6月までも

ルイス・スアレス 写真提供: Gettyimages

 アトレティコ・マドリードはウルグアイ代表FWルイス・スアレスと昨夏にサインを交わした際、独特の契約解除条項を盛り込んでいたようだ。15日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 スアレスは長らくバルセロナの前線をけん引する存在として好パフォーマンスを発揮し続けていたがロナルド・クーマン監督の構想から外れたこともあり、昨夏にアトレティコ・マドリードへ完全移籍により加入している。契約期間は2023年6月までとなっているが、様々な条項が盛り込まれていた模様。

 そのひとつとして、スアレス本人が望んだ場合に今年6月にフリーで退団することが可能であるというものだが、同選手はポルトガル代表FWジョアン・フェリックスらとともに主力として躍動。すでに2桁得点をマークするなどチームの躍進に大きく貢献していることから、来季もアトレティコ・マドリードにとどまるものとみられる。

 なお、スアレスは今季すでに16ゴールをあげていることから、契約内容に盛り込まれているボーナスを受け取っている模様。また、20得点以上をあげた場合にも追加でボーナスが支払われるものとみられる。チームがラ・リーガで首位に立つ中、今後も同選手のパフォーマンスから目が離せない。