ナポリは解任の可能性がささやかれていたジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が引き続き指揮を執るようだ。14日、イタリア紙『コリエレ・デッラ・セラ』が伝えている。
昨季途中からナポリを率いているガットゥーゾ監督の去就を巡っては、1月24日に行われたエラス・ベローナ戦で1-3と敗れたことをきっかけに進退問題が浮上。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長が後任候補として元ナポリ監督のラファエル・ベニテス氏やマウリツィオ・サッリ氏にコンタクトをとったという噂が飛び交う中、クラブはガットゥーゾ監督続投を強調する声明を出していた。
しかし、ナポリは今月6日に行われたセリエA第21節で残留争いを強いられているジェノア相手に敗れると、10日に迎えたコッパ・イタリア準決勝2ndレグのアタランタ戦では1-3と敗れたことによりベスト4で敗退し、13日の第22節・ユベントス戦の結果次第では首脳陣が監督交代に踏み切ると伝えられていた。
その中で臨んだユベントスとの一戦ではイタリア代表FWロレンツォ・インシーニェのPK弾による1点を最後まで守り切り勝利。試合後にはデ・ラウレンティス会長がガットゥーゾ監督を祝福していたことから、同監督の続投がほぼ確実になったという見方が広まっている。
ナポリはユベントス戦での勝利により勝ち点を40まで積み上げており、5位につけている。来季UEFAチャンピオンズリーグ出場権確保が求められる中、チーム全体が再び上昇気流に乗りたいところだ。
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