アトレティコ・マドリード チャンピオンズリーグ

CLアトレティコ対チェルシーの1stレグが中立開催に。EL決勝が行われた過去も

ワンダ・メトロポリターノ 写真提供:GettyImages

 UEFAチャンピオンズリーグのベスト16、アトレティコ・マドリード対チェルシーの1stレグが中立地で開催されることが決定した。10日、欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトがこれを伝えている。

 今季途中にフランク・ランパードからトーマス・トゥヘルへ指揮官交代を行っているチェルシーは、チャンピオンズリーグのグループステージを4勝2分で終えてグループ首位でノックアウトステージ進出を決めている。一方、アトレティコ・マドリードはバイエルン・ミュンヘンに首位の座を明け渡し2位でベスト16へ駒を進めていた。

 この両クラブの対戦はアトレティコ・マドリードのホームであるワンダ・メトロポリターノで今月23日に1stレグが開催され、3月17日にチェルシーのホームであるスタンフォードブリッジで2ndレグを行う予定となっていた。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりスペイン政府がイギリスからの渡航制限を行っていることにより、スペイン国内での開催が現実的に不可能となっていた。

 そのため、UEFAは両クラブの担当者と協議を重ね、1stレグの開催地をルーマニアの首都ブカレストにあるスタディオヌル・ナツィオナルに変更することが決定している。なお、スタディオヌル・ナツィオナルは2012年のUEFAヨーロッパリーグ決勝の開催地となった過去がある。