セリエA ナポリ

解任が噂されるナポリのガットゥーゾ監督にさらなる追い打ち。主力DFクリバリの離脱につづき…

コスタス・マノラス 写真提供: Gettyimages

 ナポリのギリシャ代表DFコスタス・マノラスは2月いっぱい戦列を離れることが確実になったようだ。8日、クラブ公式サイトがこれを伝えている。

 2019年夏にローマからナポリに加入したマノラスは今季ここまでリーグ戦で18試合に先発出場するなど、セネガル代表DFカリドゥ・クリバリとともにディフェンス陣の中心選手として大きな役割を果たしている。しかし、6日に行われたセリエA第21節・ジェノア戦で後半途中に負傷交代。その後、同選手は検査を受けた結果、右足首のじん帯に損傷が確認されている。

 これにより、マノラスはおよそ3週間にわたり戦線離脱を強いられることが確定。10日に行われるコッパ・イタリア準決勝2ndレグ・アタランタ戦や今週末に控える第22節・ユベントス戦をはじめ数試合の欠場が確実になっている。

 なお、ナポリはクリバリやアルジェリア代表DFファウジ・グラムが新型コロナウイルス陽性と判定されたため2週間の隔離期間に入っている。ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督は守備の要を欠いた状態で、自身の進退がかかる中での重要な試合に臨むことになった。