ローマのパウロ・フォンセカ監督は6日に控えるセリエA第21節・ユベントス戦におけるゲームキャプテンについて言及しているようだ。5日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。
ローマは今季ここまでボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコが主にキャプテンを務めていた。しかし、1月に行われたコッパ・イタリアのベスト16・スペツィア戦での不戦敗によるチームマネージャーの解任を巡りパウロ・フォンセカ監督と衝突すると、先週末まで全体トレーニングに合流することなく個別でコンディション調整を行っていた。
その後、ジェコとフォンセカ監督は今月3日にクラブ施設で話し合いを行い、和解に至っているほか、同選手はすでにユベントス戦出場にむけて全体トレーニングに復帰している。ただ、ローマのチアゴ・ピントSD(スポーツディレクター)は今回の件を踏まえて当面はジェコ以外の選手にキャプテンを任せる方針を打ち出していた。
そしてフォンセカ監督はユベントス戦の前日記者会見においてジェコに関する質問に対して「ジェコについてはチアゴがコメントしたこと以上の内容を私から言うことはできない」と答えると「彼はしっかりとトレーニングに励んでいるが、明日は(ブライアン・)クリスタンテがキャプテンを務める予定だ」と語った。ジェコを巡る騒動に終止符を打ったローマとしては、強敵ユベントスから勝ち点3をもぎ取ってチーム全体の士気を高めたいところだ。
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