バイエルン・ミュンヘンを今夏に退団することがほぼ確実となっているオーストリア代表DFダビド・アラバの新天地はレアル・マドリードではない可能性があるようだ。3日、スペイン紙『アス』が伝えている。
ダビド・アラバは2011年夏にホッフェンハイムからバイエルンに加入すると、これまで9度のブンデスリーガ制覇、6度にわたるDFBポカール優勝、2度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝に大きく貢献。今季もここまで公式戦23試合で先発メンバーに名を連ねている。一方、同選手とバイエルンの現行契約は今夏に満了を迎えるため両者は昨秋まで契約延長にむけた交渉を行っていたが、選手サイドがクラブ側のオファーを拒否したことにより、今季終了後にフリーで退団することがほぼ確実になっている。
また、スペイン紙『マルカ』は今年1月にレアル・マドリードが年俸1100万ユーロ(約13億8000万円)による4年契約でオファーを提示し、選手サイドがこれを受け入れたことにより個人合意に達したと報じていた。ただ、『アス』はレアル・マドリード加入が既定路線ではないと主張し、依然としてチェルシーやバルセロナも移籍先候補であると伝えている。
先日には、ダビド・アラバがレアル・マドリードとサインを交わす可能性があることについてバイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEO(最高経営責任者)が一定の理解を示す言葉を残していた。今夏にフリーで獲得可能なビッグネームの去就に引き続き注目が集まる。
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